荒野の少年イサム#52@CARTOON NETWORK

 遂に最終回! イサムとバンケルに逃げられたゲスラーは、金塊をレッドリバーに運ぶ勝之進等を待ち伏せる作戦に変更。谷底の一本道で小休止していた勝之進と騎兵隊。その行く手をダイナマイトで爆破し、大銃撃戦が始まった! そうとは知らずレッドリバーに到着したイサムとバンケル。勝之進が身代金の金塊を取りに砦に向ったと聞き、父の身が危ないと察知。イサムを先頭に救援に向うが、それを読んでいたゲスラーの部下が橋を爆破! 手を拱いていると、ロープを持ったイサムがサンダーを駆って激流に飛び込む! 両岸をロープで繋ぎ、一人また一人と川を渡って行く。その頃奮闘する勝之進たちだったが、とうとう彼と少佐の二人だけに。これに油断したゲスラーの隙を突いて脱出! 再び始まる銃撃戦。勝之進、絶体絶命!? そこにイサムが到着し、ゲスラー一味を粉砕! 翌朝、昇る朝日に新たな誓いを立て、仲良く旅立って行く勝之進とイサムであった…。
って、あれ? ウィンゲート一家との決着は? ビッグストーンのその後は??
脚本/山崎晴哉、コンテ/小泉謙三、御厨恭輔、作画監督/荒木伸吾、山口素弘、原画/荒木伸吾、百山義幸。
完走しての感想。いやぁ、期待以上に面白かった。ソフト化された事が無い(筈)ので、中々再評価されない作品だと思うんですが、ここまでの傑作とは思わなかったなぁ。
まず、イサムの出生の秘密と自立するまでをじっくりと描いた前半戦の堂々たる大河ロマンっぷりに感動。ルーティンに入っての後半は、各作画チームの個性が発揮され始めて、似た様な内容の割りに見ていて飽きませんでした。
でも、絶対最後はウィンゲート一家との因縁に決着をつけると思ったんだけどなぁ。原作ではどうなるんだっけ?