怪奇大作戦 セカンドファイル#3

シリーズ最終回は脚本/小林雄次、演出/中田秀夫。環境保護を唱える若き植物学者とその恋人の怨念が生み出したスギ花粉が変容した恐怖の殺人兵器! SRIが真実に辿り着いても犯人を救えずに…というラストが「怪奇」らしくて良かった。ゲストは女植物学者に木村多江、他に高橋長英中丸新将真島秀和天川美穂

通しての感想。「X-ファイル」がブームになりかけの頃、これは現代に甦った「怪奇大作戦」だ! みたいな原稿を某所で書いたんですが、今回のはそんな感じもあって満足。

それと実相寺昭雄の呪縛はこれで打ち止めにして欲しい。一連の実相寺作品が面白くてマニアが被れ易いのは判るけど(自分もそうだったし)、自分等が好きだった「ウルトラマン」や「セブン」や「怪奇」はそれだけじゃないんだよね。メインの普通に面白いモノがある中にあってこそ活きる実相寺作品だと思うんで。最近のリメイク特撮はその辺を明らかに取り違えてるのが多過ぎる。

ウルトラマンメビウス」の成功も、その普通に面白い部分を抽出したからでしょ。まぁ、本人亡き今、実相寺の真似事をしても悲惨になるのも目に見えてますけどね。


※おまけの天川美穂エロ画像