ハウス・オブ・ブラッド
- 出版社/メーカー: タキコーポレーション
- 発売日: 2007/03/02
- メディア: DVD
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カナダとの国境近くの山道で囚人護送車が医者の乗る乗用車と正面衝突し、生き延びた囚人たちが医者を人質に脱走。重症の囚人を治療する場所を探していた彼らの前に古びた山小屋が。そこに住んでいたのは奇妙な風体の一家。傷ついた囚人の腕の切断手術が成功した時、一家の姿がみるみる変わり…!?
要するに山に食人化け物一家が住んでて囚人とバトルするって話なんですが、この監督のこれまでの作品同様にストーリーなんてのは二の次。どんだけ残虐に人体を破壊するかが肝! な映画でした。
とにかく腕を大ナタで切断! ショットガンで頭を破壊! 心臓を抉り取る! etc,etc…。相変わらずの酷過ぎて爆笑の域にまで達してる残酷描写が素晴らしい(?)。
原題の元になってる“風が吹けば桶屋が儲かる”方式の交通事故発生システムも訳が判らなくて笑えるし、賢ぶってニーチェやマルキ・ド・サドやロキシー・ミュージックなんかを持ち出す所もなんだかなぁ。
それとユルゲン・プロフノウが刑事役で出てるんですが、もうちょっと仕事を選べと言いたい! って、今更もう遅過ぎますか…。
最後に。サンプル版が最悪に近い画質(ビデオ)だったんですが、逆に一昔前の未公開ホラー映画を見てるみたいで効果的でした。内容もそんな感じだったしね。