イーブルノート

イーブルノート [DVD]
3/2リリース ファインフィルムズ

原題は'Evil Eyes'。THE ASYLUM社製作のスリラーです。パッケージは「DEATH NOTE」便乗パターン。

スランプ気味の脚本家、ジェフ(アダム・ボールドウィン)は、ある映画会社社長トゥルー(ウド・キアー)から脚本執筆の依頼を受ける。それは35年前にビバリーヒルズで起きた一家惨殺事件を下にしたものだった。大量の資料を手渡され、早速仲間とロケハンに向かうジェフ。久々の大きな仕事に意気揚々と初稿執筆に取り掛かるが、最初に書いた殺人シーンそのままのシチュエーションで仲間が事故死してしまう。ショックを受けるジェフだったが、妻のトリーやトゥルーからの励ましで仕事を続行。だがまたしてもシナリオ通りに別の仲間が事故に襲われてしまった。次第に追い詰められていき、遂には悪夢とも妄想とも知れぬものを見始めたジェフは、自分が犯人が残したという実の子供ではないかと疑いだして…。

意外にも昨年から続々登場している「DEATH NOTE」便乗作品の中では、一番本家に近い内容でした。とは言え、そこはTHE ASYLUM。殺しのシーンも主人公が精神的に追い詰められてく展開にも全く緊張感無し! だから全然盛り上がらない!

一応謎解きモノでもあるし、ラストにどんでん返しも用意してあるんですが、そこに辿り着くまでに見る方の興味が失せちゃってるんじゃないかなぁ。

でも主演二人がある程度のビッグネームだから被害者が続出しそうな予感です。