サタンクロース
原題は'Santa's Slay'。ブレット・ラトナー製作*1によるクリスマス・アクションコメディです。サンタ役はビル・ゴールドバーグ!
実はサンタは悪魔と人の間に生まれた子供だった!? 今から千年前のクリスマス、地上で大暴れしていたサンタは天使との勝負(種目はカーリング!)に負け、以来クリスマスは平和な日になったのだった。一族に伝わる古文書を見せられながら、発明家のおじいちゃん(ロバート・カルプ!)からそんな話を聞かされた少年ニコラス。そして今年のクリスマスでおとなしくしている約束の千年間が終わるという。にわかには信じ難かったが、何と彼が住む田舎町ヘルタウンに、バッファローみたいなトナカイに乗ったデカいサンタが現れて…。
クリスマスイブの夜に悪い事をしている子はギッタギタに懲らしめる(ホントは惨殺)ゴールドバーグサンタは中々痛快で良いキャラしてます。そんなキャラだから、クリスマスものなのにファミリー向けな訳が無い!
アバンタイトルではジェームズ・カーン(カメオ出演)がお父さん、レベッカ・ゲイハートらが娘さんのギスギスした家族の前に登場して一家惨殺! 更にトップレスバーに現れては、用心棒から豊胸美女まで見境無くブチ殺す! 最後は地獄の業火で全焼! おいおい、まだ約束の期限は済んでないよ!
そんな感じで中盤までは結構快調。ただ残念な事に、サンタを撃退するクライマックスがどうも締まりが無いんだよなぁ。これが上手く出来ていたら全米でも少しはヒットしてたんじゃないでしょうか。
ちなみに主人公のGF役を「LOST」でクレア役のエミリー・デ・レイビンが演じてました。
- 出版社/メーカー: アートポート
- 発売日: 2006/12/22
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*1:監督は彼の助手だった人