実録・九州やくざ抗争 誠への道

大沢樹生主演のヤクザアクション。監督は津島勝。

昭和40年代の福岡・大牟田で単身己の男を磨く日々を送っていた浪岡政治は、訳あって村富一家の下で世話になる事に。組長の村富浩一郎(渡辺裕之)は任侠道の手本とも言うべき人物であったが、武闘派の大場一家(力也&小西博之の兄弟に、頭は大和武士)とは一触即発の状態にあった。だが、九州にその人ありと謳われる雄仁会の大賀(千葉真一!)のバックアップもあり、次第に勢力を拡大していった。そんなある日、村富が白血病に倒れて…。

村富一家は他にも清水宏次朗永澤俊矢、金山一彦と中々の面子。しかし、面子が揃い過ぎて、主役の筈の大沢樹生が目立ってない。中盤までは渡辺裕之の方が主役みたく見えます。まぁ、もの凄く良く言えば「仁義なき戦い」みたいな極道群像劇風とも言えるかも。但し、全員九州弁のアクセントが全然なってないのは相変わらずでした。

女っ気は、チンピラに絡まれてるのを浪岡に助けられる女子高生役で川村亜紀。そう、女子高生! セーラー服! そして意外にも結構まだイケる(w。普段よりも全然可愛く見えたなぁ。勿論セーラー服なのは最初だけで、数年後浪岡と結ばれるという展開になりますが。

その他では、村富一家から寝返るヤクザ役で高橋和興(旧名は河合宏)が出演してました。しかしあの生え際は…。「チェンジマン」ファンとしては悲しい限り。