スペース・インパクト

原題は'Battlespace'。オーストラリア製の宇宙SFです。

遥か未来、人類は遂に宇宙へ進出していた。銀河の二大コロニー、‘K3’と‘プレアデス’は宇宙戦争を繰り広げていたが、K3が新兵器の開発に成功したとの情報が入り、屈強な女戦士シュライクが単身敵陣に乗り込む…。

序盤の宇宙戦争シーンはショボいCGながらも頑張ってるなぁと思わせるんですが、その後が…。

主人公の女戦士の格好は丸っきり「トゥームレイダー」のララ・クロフトそのまんま。これで美人なら許せるけど、ジェシカ・ラングを超地味にしたようなルックスで…。そんな彼女が砂漠でド突きあったり、さまよったり。前半はずっとこんな絵が続いて眠くなってきました。

大体ストーリーを全部ヒロインの娘によるナレーションで説明するだけで、全然絵で見せようという気がない! 砂漠を抜け出したと思ったら、いつの間にかロボットと戦ってたり、いつの間にかロケットにへばりついてたり。それが発射された(ここはギャグ?)と思ったら敵の基地に着いてたりと、映像だけ見てたら訳が分かんなくなる。

思ったのは、オナニー丸出しの自主製作CGアニメに近いなぁと。それも短編ならまだしも1時間半近くあるから辛い辛い。それからゲームのムービー部分だけ繋げたらこんな感じになるんじゃないかなぁとも思いました。

おそらくオーストラリアのゲームオタクが作ったんじゃないですかね。ラストもいかにもそれ風だったし。全く見る価値無いと思いますよ。