ウェディング・クラッシャーズ

原題も'Wedding Crashers'。オーウェン・ウィルソンヴィンス・ヴォーン主演で、全米では2億ドルを突破した大ヒット作なのに日本未公開のままリリースされるドタバタラブコメディです。

離婚調停人としてもコンビを組むジョンとジェレミーは、私生活では無関係な結婚式に潜り込んでは女の子をお持ち帰りするナンパ野郎。そして、次なるターゲットは財務長官(クリストファー・ウォーケン!)の令嬢の結婚式。いつものように品定めを始めた二人だったが、ジョンは長官の次女クレア(レイチェル・マクアダムス)に一目惚れ。逆にジェレミーはナンパした三女のグロリア(「エクスタシー」に登場するカワイコちゃんの一人だったアイラ・フィッシャー)に惚れられて…。逃げ出そうとするジェレミーをジョンが説得、長官の私邸へ招かれたまでは良かったが、ジョンは長官夫人(ジェーン・シーモア)から、ジェレミーは末弟のトッドから誘惑されて…。

流石にキャストが大充実。何しろ、冒頭の離婚調停シーンに登場する夫婦を演じるのがレベッカ・デモーネイとドワイト・ヨアカムというくらい。それだけで安心してラストまで見られる感じ。

でも、この手のジャンルにしてはちょっと長いかな(ほぼ2時間)。面白いんだけど、序盤の流れから想像出来る以上の事は起きないし。カメオ出演ウィル・フェレル(こっちは葬式に出没するナンパ野郎)のシーンは丸々カットしても良かったのでは?

それでもコメディ好きなら見て損のない映画だと思いますよ。出演者の中に一人でも気になる俳優がいれば尚更。