スパニッシュ・ホラー・プロジェクト産婦人科

　原題は'Películas para no dormir: La culpa'。監督は「ザ・チャイルド」のナルシソ・イバニエス＝セラドール。
シングルマザーの看護士グロリアは、産婦人科の女医アナに誘われて彼女の自宅兼診療所で住み込みで働く事になった。夜になると密かに中絶手術が行われる診療所で、グロリアとその幼い娘ビッキーは次々に奇妙な事に遭遇する。アンティーク人形や揺りかごが置かれた屋根裏部屋、過去に住んでいた女の影、隣家に住む老姉妹、そしてグロリアを見つめるアナの熱い視線。そんな中、恋人の子を身ごもったグロリアは悩んだ末に中絶する事に。しかし手術が終わった時、胎児が消えた!?
カトリックの国という事で、日本以上に中絶が重要な意味を持つスペインならではのオカルトホラー。だからか、自分には余りガツーンと来る所が無かったです。造りは流石にしっかりしてたけど。序盤はどう見ても女医が一番怪しいんだけど、徐々に幼女が…という展開は、流石「ザ・チャイルド」の監督と言った所でしょうか。
と言う訳で、やっと6本見終わった! 全作、TVムービーとしては異様なくらいにしっかり作ってあったなぁ。勿論好みはそれぞれありましたけどね。
しかしDVDのリリースが決まった(レンタル版もあります)のに、何時まで経ってもアマゾンには載らないなぁ。とりあえず「ベビー・ルーム」と「リアル・フレンド」が10/27にリリースされます。