グローリー・ロード
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Glory Road (2006) Official Trailer # 1 - Josh Lucas HD
原題も'Glory Road'。あのジェリー・ブラッカイマーが「タイタンズを忘れない」に続いて製作した実録スポーツドラマです。
1965年、高校女子バスケットボールのコーチとして成功を治めたドン・ハスキンスは、念願の大学男子バスケットボールチームからのスカウトを受ける。しかし彼を招聘したのは、弱小チームのテキサス・ウエスタン大学だった。スカウト資金も無いチームを強化する為にハスキンスは、当時タブー視されていた黒人選手中心のチーム作りを始める…。
NCAAバスケ史上初めて黒人中心のチームを作った実在の名コーチ(殿堂入りしてます!)の自叙伝を映画化した作品。とは言え、この手の映画の定番要素もわんさか。チームは当然弱小。周囲の反対を押し切ってのチーム改革。しかし自由なプレイを求める選手に対して、コーチは基本的なプレイを推奨(庶民のシュート!)。恋愛禁止、遊び禁止のルールも破ったり、難病に倒れる選手まで! 時代的に厳しい人種差別も受け、コーチには脅迫状が。チーム内の人種対立&融和も当然あります。
ただ、これだけあればどうやっても盛り上がりそうなモンですが、それらがただ並んで描かれるだけで、化学反応を起こすまでには至ってないんですよね。面白い事は面白いんだけど、個人的にバスケ映画の金字塔だと思ってる「勝利への旅立ち」の域にまでは残念ながら及んでないと思います。
それでもクライマックスの全米選手権決勝は否が応でも盛り上がってしまう! 何しろ決勝の相手は名門ケンタッキー大(あのパット・ライリーが選手!)。敵の名将役はジョン・ヴォイト!! 一進一退の攻防は、今の時代なら結果はググればすぐに判っちゃうんだけど、やはり手に汗握ります。EDクレジットで本人たちを出すのも反則だぁ。
主人公の妻役で「BONES」のエミリー・デシャネルが出演してますが、これまたベタな貞淑な妻(銃後の守りはバッチリみたいな)で、余り見せ場は無かったです。
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