スパニッシュ・ホラー・プロジェクト エル・タロット

 原題は'Películas para no dormir: Regreso a Moira'。「オープン・ユア・アイズ」等、アレハンドロ・アメナーバル作品の脚本で知られるマテオ・ヒルの監督・脚本作です。
初老の男、トマスの下に一枚のタロットカードが届く。差出人として思い浮かぶのは一人しかいない。44年前の夏、故郷の村はずれの一軒家に住み、村人から魔女と呼ばれていた今は亡き女性モイラだ。故郷へ車を走らせるトマス。果たして44年前、何が起きたのか。そして故郷でトマスを待っていたのは?
うーん、‘映画’だなぁ。全体的にはホラーと言うよりも、少年と年上の美女との関係を描いた‘おもいでの夏’モノの風情。過去と現在が絡み合う中、要所要所でショックシーンは挿入されますけどね。オチも予想出来る範囲とは言え、綺麗に決まってました。

パズル [DVD]

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※マテオ・ヒルの監督・脚本作
スパニッシュ・ホラー・プロジェクト エル・タロット [DVD]

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