実録・広島極道抗争 佐々木哲夫の生涯 完結編

 生きていれば広島25年戦争の歴史が変わっていたと言われる佐々木哲彦にスポットを当てた実録ヤクザアクションの後編。前編の感想は→こちら
今回は、敵対するものは全て排除した佐々木が、最終的に暗殺されるまで。やりたい放題だった主人公が急に自分の命が惜しくなってビビり始めるのが唐突だった気はするけど、まぁ良いか。何しろ相手があの美能幸三ですから。
前回同様、佐々木役の中山一也は無理矢理な広島弁を含め、正直演技は下手だと思うんだけど、何とも言えぬ迫力があります。山村組長役のジョニー大倉もカッコ悪くて良いなぁ。それと女だてらに組長になる(子宮を摘出してまで!)鶴田さやかは、一瞬鶴田浩二の影が見えたり見えなかったり。
面白いか面白くないかと聞かれれば、正直面白くはないです。広島抗争に興味がある人向けですね。