ザ・クローン
- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2006/08/04
- メディア: DVD
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ある日、核戦争が勃発*1し、人類の大多数が死滅してしまう。僅かに生き残った人々は管理社会を形成し、再興への道を探していた。そんな中、軍事アカデミー学長のデレクはクローン技術による新人類創生計画に躍起になっていた。しかし出来たクローンは只の肉塊でしかなく、感情や記憶を植え付ける為の‘ホスト’が必要だった。ようやく探し続けていた‘ホスト’候補の青年が見つかったのだが…。
普通だったら、その‘ホスト’候補の青年か、一応反乱軍の設定もあるのでそちら側の人間が主人公になりそうなものなのに、何故か冴えないオッサンの学長が主役。その訳はラストで明かされます。しかしそこに行き着くまでがつまらないんですよ。監督が製作/脚本/撮影/編集まで兼ねているからか、どうにも独り善がりな感が漂って眠くなってくる。2000年製作の作品だけにCGはショボいけど、セットとかは健闘していてSF的な雰囲気は出てるんですけどね。小説にした方が良かったんじゃないかな。ただオチだけはありがちだけど結構好きです。
*1:お天気カメラで爆撃の模様が生中継されるというシーンは中々。一瞬だけど。