白と黒@チャンネルNECO

橋本忍のオリジナル脚本によるサスペンス。そのせいかキャストがやたらと豪華。松本清張大宅壮一が特別出演してます。

情事のもつれから、青年弁護士(仲代達矢)が不倫相手の師匠の妻(淡島千景)を絞殺。しかし、その後強盗に入った前科四犯の男(井川比佐志 またお前かー!)が逮捕されて…。

仲代の例のエキセントリック過ぎる挙動に不信感を抱いた検事(小林桂樹)が真相に迫りますが、最後は大どんでん返しで登場人物全てが不幸になるバッドエンディング。プロットだけだと凄く面白そうなのに、完全に演出が脚本に負けてしまった感じの凡作でした。

というか、今はどんなサスペンス映画を見ても、現実の“平塚5遺体事件”の方が凄過ぎて、かすんで見えてしまうんですよね。