1200℃ ファイヤー・ストーム

 原題は'The Tube'。
オーストリアとイタリア国境の山岳トンネルで大火災が発生。死者は数十人に及んだ。その引き金となったのはトラック運転手の居眠り運転による追突事故。美人検事*1が事件を担当するが、事故の生存者たちから証言を取る内に、運転手だけの責任ではない事に気付き…。
事故自体は冒頭で終了。後は生存者たちが語る事故の様子の再現ドラマ風に。予想通り、パニックものというよりは、社会派&感動の群像ドラマという趣きでした。多少勧善懲悪過ぎる気もしますが、それなりに見応えある力作です。

*1:「逢いたくてヴェニス」のアグライア・シスコヴィッチ