非情のライセンス#165,166@東映チャンネル

鶴田浩二出演、しかも前後編と聞いて久々に見てみました。ロッキード事件をモチーフにした疑獄事件に絡んで組を解散、自身は海外に逃亡した元ヤクザ、沢木。しかし、組は当時の弟分(根上淳)と政界の黒幕の手によって再建されていた。8年ぶりに帰国した彼を待っていたのは…。

そこに前組長の娘との関係や戦後すぐの広島での会田刑事との因縁、沢木が帰国後に始めたステーキ屋で働く女子大生*1が実は…と盛り沢山の内容。

いつも通りに戦中派で昔気質のヤクザという役所で、最後もお約束通りの殴り込みなんだけど、あの何者に対してもふてぶてしい態度の会田刑事をも圧倒する鶴田の迫力があって見応え十分。ラストの『昭和ブルース』もいつも以上に染みました。

スーパー・バリュー

スーパー・バリュー

*1:あの元横内正夫人! 昔は可愛かったんだなぁ